こんにちは、厳寒めだかです。

今回は、私自身の実生環境がだいぶ固まってきたので紹介していこうと思います。

当ブログの実生記録は、この記事の環境をベースにしています。
同じ環境で、同じ結果になるとは限りませんが、参考までに

植物育成に正解はないので、ぜひ自分なりの実生方法を見つけてみてください!

私の実生環境

まずはざっくり我が家の特徴を紹介。

地域:北海道(真冬はー15度以下になる地域)

置き場所:南向きと東向きの窓がある部屋

室温:年間通して20℃以上をキープ(冬季薪ストーブ)

湿度:常に50%以上をキープ、80%行くことも

:24時間サーキュレーター稼働

年間通して20℃以上で高湿度が特徴です。

湿度が80%近いと用土が一気にカビやすくなるので、有機質は使わないようにしています。

用土

硬質赤玉土細粒と日向軽石細粒1:1の割合でつかってます。

植え付けの時に植物の種類に応じてマグァンプを入れてます。
(マグァンプは中粒使ってますが、好きなのでOKです)

バーク堆肥も迷ったのですが、近所で手に入るところがないのと、
まあまあ高いので入れずにマグァンプで育つならそのほうがいいかなと思ったので使ってません。

用土はシンプルでいい

結局、用土はシンプルが一番です

最初のころはブレンド培養土使ってみたり、挿し芽用土使ったりしていたのですが、

表面がカビだらけ
鹿沼土に藻(藍藻)が大量発生したり

藍藻から悪臭がする等…

室内だとデメリットのほうが大きいのかなと感じました。
(私の育て方が悪いだけかもですが…)

高級な用土を使ったからと言って成長に大きな差は感じられなかったので今は、

赤玉土1:日向軽石1
マグァンプKを株の根元に少々


で安定しています。

マグァンプはリン酸が多めの山型の緩急性肥料なので、赤玉土とも相性がよく
(赤玉土は鉄分が多く、リン酸を吸着しやすい)

植物が吸いきれなかった余分なリン酸を減らすこともできるので
藍藻の発生も抑えられてるのかなと思ってます。

種子・播種方法

種子はseedstockで購入しています。

私は、アガベ育成がメインなので、種子を水につける作業、種子消毒作業は省いています。
(アガベはこれでも問題なく成長します。)

農薬に関しては、ベンレート希釈水を播種後1週間ほど使ってます。

(湿度が高いので、カビが一番の敵です。)

播種~発芽まで

種を撒きおわったら、容器に蓋をかぶせてすべて発芽するまでは水を切らさないように管理。

毎日ベンレート希釈水を霧吹きします。

※腰水はしてません。
※空中湿度は80%以上をキープ

用土が乾かないように水をやる感じです。
(でもベチャベチャはダメ!)

蓋は発芽がそろい次第、外します。
(例:アガベ・オテロイだと8日くらい)

液肥、活力剤は一切与えません。

一度だけ液肥を与えたときに藍藻が大量発生してすごい悪臭がしたことがあります。

しかも藍藻が植物に侵食して根腐れ、枯れがおきたのでそれ以来使ってません。

野菜と違って初期段階にたくさん栄養を使ってる感じもしないですし。

発芽後~

よく、発芽後も腰水は~半年くらいは続けたほうがいいと聞きますが、私は腰水をしません

理由は、育成している部屋の湿度が高いのと、できるだけ新鮮な水をあげたいからです。

腰水が蒸発することで部屋の湿度もさらに上がる悪循環になっていたので、表面が乾ききる前に水やりをする形に落ち着きました。

とにかく新鮮な水をあげることを意識しています。

育成環境

育成ライトは、BRIM PANEL X100W  かBRIM PANEL A45W(どちらも昼白色)を使っています。

ライトの直下に植物がくるように配置しています。

PANEL X は光量強すぎるので、調光25%で使用しています。

湿度が高いので、サーキュレーターもしっかり当ててます。

植物に直接ではなく、上の空気を循環させる感じで使ってます。
(ある程度大きな苗には直接当ててます)

中風・首振り・24時間稼働です。

最後まで読んでいただきありがとうございました!