こんにちは、厳寒めだかです。
今回は、seedstockでアガベ・エボリスピナ・ヘイフォードの種子を100粒購入しましたので、その記録をまとめておきます。
アガベ・エボリスピナ・ヘイフォード(Agave utahensis var.eborispina’Hayford’)とは
通常のアガベ・エボリスピナ(Agave utahensis var. eborispina)のコンパクトタイプのことをさすそうです。
コンパクトタイプとのことなので、エボリスピナよりどれくらい小さく育つのか気になるところです。
2025/1/29播種

用土に熱湯をかけて消毒、種子消毒はしてません。
今回お試しで、種まき君を使ってみました。
(2025/3月現在、使ってません)


湿度を確保するため、容器にラップをかぶせました。
(現在はラップ→蓋に変更)
発芽するまでは腰水管理で様子を見ます。
↓↓用土の詳しいことはこちらで説明しています。↓↓
2025/2/1発芽確認

見づらくてすみません…
2/1に数粒発芽確認。
発芽までおよそ3日は優秀ですね。
種子の状態は問題なさそうなので、あとはどれだけ発芽するかに期待です。
2025/2/8

発芽が揃い、藍藻が発生。
この用土、アガベには肥料分が多いのか、藍藻が発生しやすい気がします。
次回からは改善しないとですね。
発芽率は、100粒(+おまけ20)のうちざっくり数えた感じ90粒は発芽していたので
75%以上でした。
オテロイと比べると発芽率は低めだと感じました。
2025/2/11

藍藻の発生が気になったので、表面に赤玉土を撒いてみました。
(あまり意味はなかったですが…)
2025/3/6

本葉が生えてきて、だいぶアガベっぽくなってきました。
藍藻がこれ以上増えるのが嫌だったので、水控えめで育てていたのですが、エボリスピナにはこれが結構よかったのかもしれないです。
脱落する苗もなく、順調に育ってます。
改善点
まずは、用土。
藍藻が発生しないよう、現在は
赤玉土:日向軽石 1:1
の割合のものにマグァンプを追加したものを使用してます。
次に、腰水。
我が家の環境にはあってないと感じました。
現在は、マメに水をあげるやり方で落ち着いています。
また、腰水ではなく、底面給水を行っています。
用土が乾燥しているときと湿っているときの緩急をつけてあげることを特に大事にしています。
多少乾燥して枯れてしまう苗はもう仕方ないと割り切ってます。
種類にもよりますが、腰水を続けた苗は根腐れしやすいと感じます。
私は、腰水で用土が常にベチャベチャよりも、底面給水で程よく湿っている状態のほうが水分量調整しやすいんじゃないかなと思ってます。
もし、腰水をしたい方は、軽石単用など、水はけのよい用土を使うことをお勧めします。